東芝のZ80 ASSPマイクロプロセッサファミリとしては珍しく、シュリンク64ピンのDIPに納められています。
TMPZ84C112AN-6は比較的新しいZ80 ASSPマイクロプロセッサファミリで、一応、ROMを外付けするだけで、小規模な応用に利用可能な構成になっています。ただ、最近のようにシングルチップマイクロコンピュータが使いやすくなってくると、Z80
CPUの命令体系がそのまま使えて、開発環境やプログラマも流用できるという長所も、相対的に軽くなってしまいますね。RWMやI/Oをわざわざ外付けするくらいなら、TMPZ84C011やTMPZ84C015の方が便利ですし、16
bitクラスの組み込み用マイクロプロセッサも選択肢に入ってしまうでしょうし。
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